ショップマネージャーと作家が語る九谷焼
色、絵柄、形も多彩
暮らしに心豊かな時間を
玉匣(たまくしげ)
ショップマネージャー
中村紀江さん
九谷五彩で描く
華やかな絵柄を楽しむ
緑・黄・紫・紺青・赤。
九谷五彩と呼ばれる5色の絵の具で描かれた鮮やかな絵柄が九谷焼の魅力。
特に、花や動物など親しみやすいモチーフを使い、作家が個性を生かして絵付けをする手書きの九谷焼は、テイストもさまざまで見ているだけでも楽しめます。
時代に合わせて変化
使うほどに分かる良さ
九谷焼と聞くと、松竹梅やおしどりが描かれた古典柄の器を思い浮かべている人も多いことでしょう。
しかし、最近では、若い作家も増え、現代の生活に合うものも作られています。
形や大きさのバリエーションも豊富で、豆皿に菓子を乗せたり、フリーカップに果物を盛ったりとアイディア次第で使い方も広がります。
朝のコーヒーを九谷焼のカップで飲んでみるなど、まずは一つお気に入りを見つけて使ってみて下さい。
いつもの毎日に満ち足りた時間が加わるはずです。
玉匣(たまくしげ)
使う人の笑顔を誘う色とりどりのデザイン
色絵九谷 遊(ゆう)
小高裕子さん
豊かな色彩が持つうれしい効果
食器棚にあるだけで楽しい気分になれる。
カラフルな絵柄が色みを補ってくれるので、料理を盛りつけるだけで華やかに見せてくれるなど、家事をする人の味方でもある九谷焼。
最近では、色合いも豊富なので、あまり難しく考えずに好きなものを食卓に取り入れてみるといいと思います。
最近好評なのが数種の絵の具をまぜ合わせた淡い色合いで絵や名前を描く子ども用の器。
これからは、ペット用、親から子どもに贈るものなど家族や暮らしに関わる身近な器を作っていきたいと考えています。
色絵九谷 遊(ゆう)